巨大文化都市-スペイン・ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラ「Ciudad de la Cultura-The City of Culture」

ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラは、その有名な大聖堂を含む旧市街がユネスコ世界遺産になっており、さらに、この「聖ヤコブの眠る土地」を目指す「サンティアゴ巡礼の道」も、一部が世界遺産に登録されています。

21世紀に入り、この世界遺産になっている旧市街を、上空から見たデザインによって設計された「一大文化都市 Ciudad de la Cultura」が、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市郊外の丘に建設されています。

アメリカの著名な建築家ピーター・アイゼンマン(Peter Eisenman)が設計した、超現代的でありながら有機的なデザインです。斬新な中にも、大聖堂や旧市街のように、ガリシアの花崗岩などを各所に使った「ガリシアの特徴を生かした文化都市」を造り出しています。

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タペストリーの織り成す美の世界-スペイン・ガリシア州の芸術として甦る

タペストリーは、古くは、紀元前3世紀頃には、ユーラシア大陸の各地で作られていました。その後、中世ヨーロッパ時代から近世まで、多くのタペストリー職人が活躍し、王族や貴族たちに大変珍重されていた芸術品でした。

絵画とは一味も二味も違った魅力のタペストリー。それを、現代に甦らせ、斬新なデザインを生み出しているのが、スペイン・ガリシア州の2人の芸術家、ホセフィーナ・セデス(Josefina Sedes)とシャビエル・ロドリゲス(Xabier Rodríguez)です。彼らは、「タピセス・ガリシア」(Tapices Galicia)というアトリエでその制作活動を行なっています。

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