スペイン・ガリシアの古代ローマ祭「Arde Lucus 2011」ルーゴ市民がローマ人に扮して2千年前の様子を再現

紀元前より、壮大な帝国を何世紀にも渡って築いた古代ローマ帝国。ヨーロッパには、 1T0-035数多くのローマ時代の遺跡が残されています。

今からおよそ二千年ほど前、ヨーロッパの西の果てにあるイベリア半島のそのまた最西端に位置するスペイン・ガリシア州まで、ローマ人たちははるばるやってきて、駐屯地を作り城塞化し、ローマ帝国の生活習慣を定着させるまでに至りました。

ガリシア州ルーゴ県ルーゴ市には、「ローマ時代の城壁」が残っており、ユネスコ世界遺産に指定されています。この由緒ある町で、毎年、「古代ローマ祭り」(Arde Lucus) と呼ばれる盛大なお祭りが開催されます。ルーゴ市民全体がローマ人の仮装をして、大人も子供も、数日間の間、それぞれ「ローマ人」になりきって、訪れる人たちを楽しませます。(http://www.ardelucus.com/)

上のビデオは、2011年6月(17日~19日)に開催された古代ローマ祭りの中の「Cohors III Lucensium」というグループのものです。日頃の練習の成果が現れていますね。特に太鼓のリズムがいかにもローマ軍団らしく、雰囲気を盛り上げています。

下のビデオは、「Salesianos」というグループで、子供たちからお母さんまで、家族総出で頑張っています。本当に楽しそうですね。

これらの衣装や武器などは、かなりの時代考証を行なった結果作成されたものなので、二千年前の C2090-719 ローマ帝国の様子が垣間見られます。

ガリシア州の新聞「La Voz de Galicia」に掲載された格闘場面

デザイン画は、男性の服装は、左からローマ剣闘士(グラディエーター)で、よく映画のヒーローとしても扱われます。真中は、ローマ人勢力に次第に北方に追いやられていくケルト民族の王、右は、ローマ人兵士。

ローマ時代の女性のさまざまな服装。実におしゃれです。現代のデザイナーもこのようなローマ時代の女性の服装からヒントを得ていることがあるそうです。

(www.ardelucus.com)

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