2010年「聖ヤコブの年」             すでに20万人以上がサンティアゴへ巡礼!

サンティアゴ・デ・コンポステーラ市「巡礼者事務所」(Oficina del Peregrino) によれば、すでに2010年の9月初めの段階で、20万人以上の人が「巡礼者としてこの聖ヤコブの眠る町を訪れた」そうです。

もっとも、この数字は、「サンティアゴまで100キロ以上歩くか馬、または200キロ以上自転車で巡礼した者、またあくまでも『精神的な理由により巡礼を行なった者』に限って『巡礼証明書』を渡す」という基準に基づいたものなので、巡礼とは関係なくサンティアゴを訪れた観光客はさらに多く、前回の「聖ヤコブの年」(Año Santo Jacobeoガリシア語ではAno Santo Xacobeo) であった2004年より、はるかに多くの人たちがサンティアゴを訪れています。(2004年は、12月31日の段階で18万人の巡礼者が「巡礼証明書」を受け取った)

この爆発的な「2010年のサンティアゴ巡礼ブーム」は、ガリシア州政府自体が、「2010年の『聖ヤコブの年』には、ぜひガリシア、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ!」というプロモーションを世界各地で繰り広げてきたからです。もともと、『聖ヤコブの年』とは、カトリック教会において、「聖ヤコブを祀る日である7月25日が、『日曜日に重なる年』が『聖ヤコブの年』」という決まりがあり、21世紀は今年2010年が初めての『聖ヤコブの年』で、その次は、2021年なので、11年間、『聖ヤコブの年』が来ないことからも、世界から観光客や巡礼者が訪れる理由になっています。

サンティアゴ大聖堂のキンターナ広場(Plaza de Quintana)にある『聖なる門』(Puerta Santa)の前には、朝早くから長い行列ができています。カトリック教会の決まりでは、「この『聖なる門』(Puerta Santa)は、『聖ヤコブの年』にしか開かれず、この年に、サンティアゴ大聖堂へお参りをするためにこの『聖なる門』から入ったものは、恩赦が与えられる」ということで、キリスト教徒、カトリック教徒は長い列を作ってもこの門から入ることを希望します。さらに、一般の観光客もこの『聖なる門』から入ることができます。

しかし、もし時間に余裕がなく大聖堂の中を見学されたい場合は、プラテリアス広場Plaza de Platerías側)から入ることができます。しかし、最近では、プラテリアス広場の前にもかなり長い列ができていますが、午後は旅行者の数も少し減りますので、正午の巡礼者用ミサなどに行くことを希望されない場合で、大聖堂の中をじっくり見学されたい場合は、午後の見学をお勧めします。

また、例年の「聖ヤコブの年」に行なわれていた「ボタフメイロ」(大香炉を炊く儀式)も、今年は、特別な宗教行事の際か、あるいは特別な要請によりお布施があった場合に行なわれています。(ちなみにその「お布施」は、ボタフメイロ1回につき現在300ユーロとのことです…)

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Oficina del Peregrino「巡礼者事務所」について

(『Compostela』という「巡礼証明書」を発行する事務所)

住所 :Rúa do Vilar, 1, 1º.

15705 SANTIAGO DE COMPOSTELA, SPAIN

E-Mail: info@peregrinossantiago.es

http://peregrinossantiago.es/esp/ (英語のページもあり)